小出しに情報をリークされ続けたGoogle Pixel5a 5Gがついに正式発表。カタログスペックが確定した。(僕は既に予約購入済み)
特徴を詳細に見ていくのが楽しかったのでついでにまとめた。
早く欲しいけどもまだ購入を迷っている人もいるかと思うので参考になれば幸い。
Google Pixel 5aの特徴

- 6.34インチ有機ELディスプレイ
- Snapdragon765G
- デュアルカメラ(標準、超広角)
- デュアルスピーカー対応
- 防水防塵IP67
- おサイフケータイ対応
- SIMフリー(nanoSIM / eSIM)
- 5G対応
- 51,700円

Google Pixel 5aのカタログスペック

2021年に発表されたミドルスペックスマホの現王者で、各所で120%比較されることになるはずであるMi11 Lite 5Gと並べてみる。
Pixel 5a 5G | Mi11 Lite 5G | |
ディスプレイサイズ[インチ] | 6.34 | 6.55 |
ディスプレイ | 有機EL | 有機EL |
画面解像度 | 2,400 x 1,080 | 2,400 x 1,080 |
リフレッシュレート[Hz] | 60 | 90 |
SoC | Snapdragon765G | Snapdragon780G |
メモリ[GB] | 6 | 6 |
ストレージ[GB] | 128 | 128 |
バッテリー[mAh] | 4,680 | 4,250 |
ワイヤレス(Qi)充電 | × | × |
急速充電[W] | 18 | 33 |
セキュリティ | 指紋(背面) | 指紋(側面)/顔 |
おサイフケータイ | ○ | ○ |
防水防塵 | IP67 | IP53 |
デュアルSIM | nanoSIM / eSIM | nanoSIM × 2 |
重量[g] | 183 | 159 |
サイズ[mm] | 154.9 x 73.7 x 7.6 | 160.5 x 75.7 x 6.8 |
価格[円] | 51,700 | 43,800 |
並べてみるとわかるけども、Mi11 Lite 5Gのスペック値の異常なハイコスパさがよくわかる。
GoogleスマホのPixelシリーズはコスパが悪いことを加味してもやばい。
では、Google Pixel5aを購入する価値がないのかと言われるとNO。
GoogleのPixelシリーズの強みを活かして狙いは絞ってきている。順に見ていく。
Pixelシリーズはカメラが優秀

GoogleのPixelシリーズの強みであるカメラ。
スマホで常用するレベルであるならば、最近のスマホカメラのスペック的性能はほぼ天井に到達してしまっている。
一方でカメラのソフト的な技術についてはメーカーによって差があり、Googleが得意な部分。
そしてPixelシリーズは廉価版でもカメラのソフトウェアの優秀さが引き継がれる。
つまりPixel5級の優秀なカメラソフト性能がGoogle Pixel5aでも使えることから、カメラ性能は優れていることが予想される。
予約購入しているので届きしだい、Mi11 Lite 5Gと並べて写真撮影してレビューする予定。
気になる人は更新情報をつぶやくのでTwitterをフォローしておいて欲しい。
電池持ちが良い

電池持ちは優位に良いことがスペック上からわかる。
まずバッテリー容量4,680mAhと大容量であること。これは言わずもがな。
加えて、スマホ性能に重要なSoCはSnapdragon765G。
性能的に抑えられているのはデメリットではあるんだけど、電池消費が抑えられるというメリットもある。
Snapdragon765GはOPPO Reno5 Aと同じで、常用するには問題ないこと手元端末で確認済み。
ゲームなどの高負荷な作業を行わない人にとってはSnapdragon765Gは十分なSoCであり、スマホの電池持ちも良い。
性能と電池消費のバランスの良いSnapdragon765G、大容量バッテリー。
これらを備えたPixel5aは電池持ちにおいて優秀なスマホ。
ワイヤレス充電は非搭載

ワイヤレス(Qi)充電は非対応。
GooglePixel5の廉価版ということで搭載されることを期待されていたんだけど残念。
Mi11 Lite 5Gのスペック面での弱点であるワイヤレス(Qi)充電を攻めることができなかった。
関係ないけど、ミドルスペックスマホであるiPhoneSE2にワイヤレス(Qi)充電を搭載しているAppleの戦略は凄い。
価格は微妙

過去のGoogle Pixelシリーズと比較するならお買い得。
ただし、Pixelシリーズはスマホ市場全体を見渡すとコスパが悪い。
ライバルとなるであろうMi 11 Lite 5GやOPPO Reno5 Aと比べると1万円近く高い。
さらにMi 11 Lite 5GやOPPO Reno5 Aは格安SIMのセット割引で実質2万円引きで売られている。
価格差は3万円程度。
そう考えると5万円を超えてしまったPixel5aはミドルスペックスマホと言うくくりで紹介するのか、個人的には迷うところ。
どちらかというとmoto g100(58,800円)のミドルハイスペックの分類な気がしている。
そしてmoto g100とスペック比較するのはあまりに酷。
せめて5万円以下に抑えてほしかったところ。
防水性能はIPX7

防水性能はIPX7で最高クラス。IPX8は各社独自の防水試験なのでオマケ。
Mi11 Lite 5Gの弱点をきっちり突いている。
風呂でkindle読むときMi11 Lite 5Gだと命がけだからありがたい。
nanoSIM / eSIM
GoogleのPixelシリーズはデュアルSIM対応している。ただし、2枚目はeSIM。
eSIMは物理SIMであるnanoSIMに比べると現状ではデメリットの方が大きいため、デュアルSIM運用を考えているのであれば避けた方が無難。
詳しくは別記事で解説しているので気になる人は参考にしてほしい。

顔認証は非搭載

セキュリティは背面の指紋認証のみ。
外出先でのマスク着用の社会を鑑みると指紋認証だけでも良い。
とはいえ、個人的な意見としては顔認証は付けてほしかったところ。
マスクをしない室内ではスマホを持ち上げただけで認証してくれる顔認証は便利。
ほぼ外出しない僕にとっては指紋よりも顔認証の方が良く使う。地味にマイナス。
発売日はいつ?
発売日は2021年8月26日。
発表された2021年8月18日に予約したところ到着するのは8月28日〜29日とのこと。待ち遠しいぜ。
半導体不足の昨今とは言え、スペック値的には爆売れで品切れ頻発の可能性はあまりなさそう。
レビューが出揃ってから検討しても間に合いそう。
Pixel5aは予約購入済みなのでレビューが気になる人は更新情報をつぶやくTwitterをフォローしてほしい。
Pixel 6の発売日

ちなみにPixel5aのレビューが出揃う頃にはPixel6についてのスペック情報がネット上に溢れてきていると思う。
Pixel6が今秋ということだから、早いと9月。遅くても11月には手に入る。
Pixelシリーズを考えているならあと3ヶ月待つのもあり。
実機レビュー
実際に購入してレビューしているので気になる人はチェックしてみてほしい。

Mi 11 Lite 5G
Mi 11 Lite 5Gは現在の僕のメインスマホ。2021年のミドルスペックスマホの主役であることが間違いないMi 11 Lite 5Gについて実機でレビューしているので参考にしてほしい。

iPhone13のスペックまとめ
新型のiPhone13のスペックと特徴的な機能についてまとめている。購入するかどうかを迷っている人におすすめ。

5万円以下ミドルレンジSIMフリースマホおすすめ
5万円以下で購入できるSIMフリースマホのおすすめについて紹介している。

eSIM対応おすすめSIMフリースマホランキング
今後主流になる。かもしれないeSIMに対応したSIMフリースマホをまとめた。

軽量SIMフリースマホおすすめランキング
持ち運ぶなら軽い方が圧倒的に楽。まともに使える軽量スマホをランキング形式で紹介している。

おサイフケータイおすすめSIMフリースマホランキング
2021年7月に充実してきたおサイフケータイ機能付きのSIMフリースマホをまとめたので参考にしてほしい。

6.5インチ以上大画面SIMフリースマホおすすめランキング
近年大型化しているスマホの中でもさらに大きいものに絞ってランキング形式で紹介している。
