Rank Trackerを無料で使いたい人におすすめの内容。
この記事を読めば無料版Rank Trackerを使い倒すことができるようになる。
Rank Trackerを使う目的
無料で使い倒すためにまずRank Trackerの使い方を明確にしておく。
Rank Trackerを使う目的は、ブログ記事の検索表示順位や変動を確認すること。
もっと言うと、リライトを効率的に行うために確認するんだ。
- リライトすべき記事をピックアップするために、順位の低い記事or下がった記事を見つける
- 記事のリライトが正しかったのかを答え合わせするために、記事の順位変動を見る
色々な機能があって迷ってしまうんだけど、Rank Trackerを使う最大の目的を覚えておけば使い方に迷うことはない。
もう一度。Rank Trackerの目的は、ブログ記事の検索表示順位を確認するため。
無料版Rank Trackerのデメリット
無料版Rank Trackerでもブログ記事の検索表示順位を確認することはできる。
有料版機能のメリットでよく紹介されているものは不要。
スケジュール機能なんて1日1回ボタン押すだけだし、競合の順位チェックもブログ初心者にとって不要。
でも、データを保存する機能が無料版にない。これによるデメリットが大きくて無料版Rank Trackerを普通に使うのがめんどくさすぎる。
検索キーワードを毎回入力
10くらいであれば最悪入力できるけど、20、30、100となってくると人力では無理。
リライトすべき記事をピックアップするために、毎回一つずつキーワードを入力していたら見落としてしまうかもしれない。
なにより、サーチコンソールの順位確認が面倒だからRank Trackerを使っているのに、手間が変わらなくなる。
順位変動の履歴が消える
1日おきの検索順位が保存されていくんだけど、そのデータが消えてしまう。
そして過去のデータは二度と取得することができない。
そのため、記事のリライトが正しかったのかわからなくなってしまう。
データ出力ができない
加えて無料版では検索キーワードや順位変動の履歴を出力して保存できないようになっている。
表示されている文字のコピペもできないようになっている。
周到だ。
無料版のデメリットを聞くと有料版の方がよさそうなんだけど、次から紹介する方法で解消できるので試してみてほしい。
無料版Rank Trackerの使い方
ここからは具体的に無料版Rank Trackerのデメリット解消法を踏まえた使い方を説明していく。
触りながらの方がイメージしやすいので、Rank Trackerを開いてから読むことをおすすめする。
もしまだの人はインストールしてから戻ってきてほしい。
検索キーワードをメモ
無料版Rank Trackerだと検索キーワードを毎回入力する必要がある。
けど作業時間を短縮する方法がある。
それが検索キーワードをメモしておく方法なんだ。
実はRank Trackerの検索キーワード追加には、入力個数制限がない。
そこで、検索キーワードの一覧をメモ帳などに保存しておき、再入力する場合はそのメモをコピペする。
1行ごとに検索キーワードを入力できるので次の画像のように保存している。僕はMac標準のメモ帳。

Rank Trackerの設定
この一覧をコピペしてキーワード追加ボタンを選択する。

キーワード入力欄に先ほどコピーした検索キーワード一覧を貼り付けて、次へボタンを選択。


次に検索エンジンを追加する。
デフォルトだとアメリカの検索エンジンになっているからなんだ。
検索エンジンの管理を選択。

使用する検索エンジン画面の右側にある検索窓にjapanと入力して、Google.co.jp左側のプラスボタンを選択。
OKボタンを押す。

するとJapanの検索エンジンが表示される。
USAの検索エンジンのチェックを外し、Japanの検索エンジンにチェックを入れて、完了ボタンを選択する。

最後にJapanの検索結果を表示させる。
右上にある設定ボタンを選択して、Google.co.jp RankとGoogle.co.jp URLが見つかりました にチェックを入れる。
co.jpがついていないモノはアメリカの検索エンジンなので注意してほしい。
そうすれば検索順位とURLが表示されるようになる。

リライト直後の記事順位をメモ
リライトする記事のピックアップについては先ほどの検索キーワード一覧のコピペで対応できる。
次にリライト結果が正しいのかは、リライト直後の順位をメモすることで対処する。
メモの内容は、見直しで必要な検索キーワード・順位・日付だけで良い。
究極のデメリット解消法
最後に究極の方法を紹介する。それはRank Trackerを立ち上げ続けること。
身も蓋もないけどRank Trackerを終了しなければ、検索キーワードも順位変動の履歴も保存する必要がない。
僕自身はこの方法で無料版Rank Trackerを使い続けている。
ただ、パソコンの再起動時や不慮の事故でデータが吹っ飛ぶ可能性があるので、紹介したデメリット解消法も併用してほしい。
- 検索キーワードをメモ
- リライト直後の記事順位をメモ