- 見出しの使い方がSEO対策には重要らしいけど具体的にどう考えればいいのか。
- WordPressで記事投稿するときの具体的な見出しの使い方を知りたい。
そんな悩みを持つ方にオススメの内容。
SEOで大事なのは読者にわかりやすい記事か
SEOの大原則は読んでくれている人にわかりやすいと感じてもらえる記事を投稿することなんだ。
検索エンジン市場トップのGoogleは読者の利益を最優先に考えている。
なぜなら検索エンジンを便利だと思ってもらい、たくさん使ってもらうことがGoogleの利益につながるから。
だから、読者にとってわかりやすい記事を書くことがSEO対策になる。
では、どうすればわかりやすい記事になるのか。
それは記事を適切に構造化して書くということなんだ。
見出しの根本的な考え方
見出しは「記事をわかりやすくするために」記事を構造化する目的で使う。
そもそも構造化されてない記事は読んでくれる人に対してわかりやすい記事を提供することを放棄していることに等しいんだ。
ここで書籍を例にして説明していく。
理由は、わかりやすく構造化されている確率がネットの記事よりも高いから(小説などは除く)。
もし可能なら近くの書籍を手に取りながら確認してみてほしい。
たいていの書籍はタイトル・目次・本文というように構成されているはずなんだ。
タイトルだけでおおよその内容がわかるし、目次の章や節を読むと書籍内容がさらに予測できる。
仮にタイトルがなかったり、章によって章立てが異なっていたら…
わかりずらいことこの上ない。
見出しで適切に構造化されていない記事は、このタイトルや章立てが適当なわかりづらい書籍と同じ。
それを避けるために見出しを使って書籍のようにわかりやすく記事を構造化すればいい。
h1,h2,h3の役割
書籍と対比させて次のような認識で考えれば良い。
- h1:タイトル
- h2:章
- h3:節
この考え方を抑えておけば巷に溢れている見出しのあやふやな話は一瞬で回答できるんだ。
h1タグは1つにすべきか
Yes
本のタイトルが複数あるということ。おかしい。
もちろんh1=章としているサイトならあり得なくはない。
でも、その場合の記事タイトルのHTMLタグはどうするのか。強調修飾したdivで囲う?
そんなことすると章(h1)よりも優先度が低いことになりわかりずらい構造になってしまう。
h1⇒h2⇒h3と順番につかうべきか
Yes
普通の人は数字は1つずつ数えた方がわかりやすい。
使っているツールの影響、偶数は使えない病などの場合は仕方ない。
しかし、1つずつ数字を上げた見出しを使えるのであれば1つずつ数字を上げていって階層構造とするのが良い。
- 関連記事:SEO対策でメタキーワードが不要な理由
WordPressで記事投稿するとき
最後にWordPressの場合の見出しの使い方を紹介する。
- h1は記事タイトルやサイト名が使われるから考えなくて良い
- 記事本文では基本的にh2のみを使う
- h2内で階層構造化したいときにh3(=節)を使う
使うタグはh3までに留めておくのが良い。
これはh4まで使うとHTMLの仕様上、意図しない構造になってしまう場合があるためなんだ。
一応sectionタグを使うことで予防することはできるので別記事で解説する。