maxzenのJDW03BS01やモーソー(MooSoo)のMX10を実際に使った評価を知りたい人におすすめの内容。
具体的には日々使ってきた中で気になったメリット・デメリットを中心に口コミレビューしていく。
maxzenとモーソー(MooSoo)はほぼ同じ
購入したのはmaxzenの食洗機なんだけど、モーソー(MooSoo)の食洗機の情報を知りたい人もこの記事は参考になるんだ。
なぜなら、両者はOEM品で洗浄機能や内部の食器棚の構造は同一だから。
一応違いを挙げておくと、デザインと価格以外で異なるのは次の2つだけ。
maxzenは分岐水栓も対応
モーソー(MooSoo)は分岐水栓に非対応。
だから、もし将来的に分岐水栓を使う可能性があるならmaxzenにするのが良い。
モーソー(MooSoo)は温風乾燥
maxzenは乾燥時に送風のみ。
ただ、食洗機の乾燥機能は不要。
食器を洗った直後のほっかほかの状態でドアを開けて自然乾燥で十分。
手洗いしたときはどのように乾燥させていただろうか。
無駄な電気代も節約できる。
maxzen・モーソー(MooSoo)食洗機のメリット
食洗機の汚れ落ち性能に関しては、60〜70℃程度の温水で洗浄すればほとんど違いがない。
各社それがわかっているので、汚れ落ち性能以外の箇所で勝負する食洗機が現れ始めているんだ。消費者としては色々な選択肢があるのは嬉しい限り。
そんな群雄割拠の中、maxzen・モーソー(MooSoo)食洗機を選ぶメリットを3つ紹介していく。
給水口が正面下にある
結論、めちゃくちゃ便利。
一番のメリットで購入理由。
水栓工事不要のタンク式食洗機、エスケイジャパンのJaimeを使っていたんだけど、給水口が高い位置というのは取り回しが非常に悪い。
背の低い人や、高い場所にしか設置できない人には諦めるしかなかった。
また、水をこぼしたときも目に届きにくい場所だから気付きづらいし対処しづらい。
だから、給水口が正面下にあるmaxzen・モーソー(MooSoo)の食洗機を見たときは画期的だと膝を叩いた。
そして、実際使ってみてかなり便利。
給水口が正面下にあるだけで、後述する様々なデメリットを許せる程なんだ。
次買い換えるときも、絶対給水口が下にあるタイプにする。
上にモノが置ける
地味に便利。これは購入後に気付いた。
吸水口が正面下にある + 吸排気口が側面にあるから実現する。
これによって軽いモノであれば上に載せることができる。本体はプラスチック製のようなので重いモノは怖いので載せていない。
我が家では紙袋やスーパーの袋などを置いている。
タンク式食洗機は排水の関係で高い位置に設置する必要があるため、上部のデッドスペースを活用できるのは便利。
水栓工事不要タンク式で最安
現在(21.05.26)確認したところ、どちらも最安クラス。
maxzenはアイリスオーヤマ製より1000円程度安くて全食洗機中の最安値。
モーソー(MooSoo)に関しては、楽天でクーポンやポイント還元など活用すれば3万円を切る価格で手に入れることができる。
maxzen・モーソー(MooSoo)食洗機のデメリット
食洗機として仕方なかったり細かい箇所なんだけど、5つのデメリットを紹介していく。
正直、致命的なデメリットはない。
うるさい
うるさいけども、想定内レベル。
程度で言うと、隣で寝るのは無理なくらい。
壁一枚隔てれば聞こえるけども気にはならない。
洗浄時は結構な勢いの水流が内壁にあたる音がする。
他にも保存パックの蓋など軽いモノを入れるとパコパコ吹っ飛ぶのでうるさい。
あと、排水時の動作音が結構大きめ。
ただ、シャワーや外出時に動かしたりすれば良いので特に問題に感じない。
食器棚の作りが不親切
お皿を立てかける棒を、倒したり起こしたりすることができるようになっている。
これだけ聞くと便利なんだけど、お皿一枚程度の重さで倒れてしまうので、慣れない内は庫内ドミノ倒しが頻発してしまう。
今でもたまにする。
起こしたときにロックをかけられるようにしてほしい。というより倒して使うことなんてほぼないから固定してほしい。
また、倒していないと食器棚底面がスカスカになるので小物を適当に放り込むと漏れなく下に落ちてしまう。
せめてお玉の長さ程度のモノが落ちないように食器棚底面を工夫してほしいところ。
あと、スプーンなどを立てかける部分も絶妙に不親切。
手前の穴は変な突起が内側にあって量を入れづらいし、奥は側面がなくて使いづらい。
コツをつかめばドミノ倒しは少なくなくなるし、小物類も100均なりで好きなケースを追加すれば良いので許容範囲。
上部シャワーがたまに動かない
3回に1回は動いていない。
上部シャワーは吹き出す水流の勢いのみで回っているようで、開始位置が悪いと回らないみたいなんだ。
下部シャワーだけの製品でも十分綺麗になるので、上部シャワーが動かなくても問題はない。
でも、なんか気になる。
起動が電源ボタン長押し
地味に面倒。毎回、1秒程度の時間をロスする。
電源ボタンと隣のボタンは成人男性の指一本くらいの余裕がある。
間違えて押すことなんて滅多にないように設計してもらっているので、タッチすれば反応するようにしてほしい。
給水バケツ容量が小さい
給水時に付属の給水バケツ約3.5杯必要。
そのため、0.5杯分の給水が地味に面倒。毎回、30秒程度の時間のロス。
洗浄に必要な容量を減らすか、給水バケツ容量を1.2倍にして3回で給水できるようにしてほしい。
maxzenやモーソー(Moosoo)食洗機の口コミレビューまとめ
maxzenを1ヶ月ほど実機で使用した口コミレビューのまとめとしては次のとおり。
- 正面下の吸水口が便利すぎる
- 水栓工事不要のタンク式食洗機で最安
- 行き届いていない箇所がいくつかあるけど許容範囲
食洗機は便利すぎて手放せない家電になっているし、買い換えるときは正面下の吸水口タイプを絶対選ぶ
maxzenやモーソー(Moosoo)食洗機がおすすめな人
それを踏まえて、maxzenやモーソー(Moosoo)食洗機がおすすめな人を挙げると。
- 背の低い人や、高い場所にしか設置できない人
- 正面下の吸水口に魅力を感じる人
- とにかく安く食洗機を使いたい人
さらに、maxzenかモーソー(Moosoo)で迷っている人は次の項目で検討してほしい。
maxzen JDW03BS01
- 分岐水栓を使うかも知れない
- とにかく安い方が良い
- 自然乾燥で大丈夫
モーソー(Moosoo) MX10
- 温風乾燥機能が絶対必要