【実機レビュー】ドラム式洗濯機BD-SG100FL【チート時短家電】

ライフハック

時短家電3種の神器の一つ、ドラム式洗濯機。得られる恩恵はチート級。
直接的な時短効果もそうなんだけど、ドラム式洗濯機を使うことによる副次的なメリットの恩恵も多い。
ただ、そんなチート時短家電にもデメリットがもちろんある。
そこで、日立のドラム式洗濯機ビッグドラムBD-SG100FLを3ヶ月ほど使った感想を中心にレビューしていく。

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ドラム式洗濯機BD-SG100FLは洗濯干しが不要

洗濯干しが不要であることのメリットは至る所で聞いてきたと思うんだけど、再認識するためにも紹介しておく。

天候を気にしない

心理的なメリットが想定していたよりも大きい。
外に洗濯を干すことがないため、雨だろうが雪だろうが、花粉や黄砂が舞っている日でも気にしなくて良い。

例えば、雨の日が続いて洗濯が溜まり続ける、外出時に雨が降ってきて洗濯物の心配する。
洗濯のタイミングが天候を考慮したものから、自身の好きなタイミングに変換される。
この洗濯タイミングを全く考慮しなくて良くなったのは、想定したよりも圧倒的に心理的なストレスを減らす。

必ず得する投資

洗濯後にハンガーに掛けていた時間は大体30分。
一人暮らしでも3日に1回は洗濯していたので、1年で122回×30分=3660分≒61時間。
1年間で2日強が洗濯干しの時間に消えている。無駄すぎる。

次に時間をお金に換算してみる。ありえない想定なんだけど、わかりやすくするために敢えて計算する。
厚労省の出している令和2年度地域別最低賃金改定状況の最低賃金792円を60時間に乗ずるとするならば、1年間で約4万8千円。3年間で約15万円の価値がある。

つまり、約15万円のドラム式洗濯機ならば3年間で労働時間分の元が取れる
洗濯干しの回数や時間が多い人や、時給がこれよりも高い人はもっと早く元が取れる。

ドラム式洗濯機BD-SG100FLは断捨離につながる

洗濯干しが不要ということに付随してモノが減る。

ハンガーが減る

当然なんだけど洗濯干しをしなくても良いのでハンガーの出番がなくなった。
具体的には、コートなどの吊しておくべきものと、ニットやYシャツなどのおしゃれ着洗いしている服以外はハンガーを使わなくなった。
だから、必要最低限を残して大量に捨てた。
あと、洗濯ばさみがたくさんついているやつ、ピンチハンガー。これも捨てられたのは良かった。

服が減る

主に下着類。
天候を気にしなくて良いし、明日の衣服がないときにも寝る前に洗濯ボタン1つ押すだけ。
次の日にはすぐ着ることができる。
そうなると、服の数は洗濯頻度+1の数で良くなる。下着なんて着回しなどないから特に。

なんなら、部屋着は1枚。
3時間程度の外出時に洗濯を回していけば帰ってきたときには洗濯完了している。
快適すぎる。

収納スペースが不要になる

服を必要最低限まで断捨離した現在。
行き着いたのはドラム式洗濯機BD-SG100FLの収納スペース化。

3時間程度で服の洗濯→乾燥が出来上がるので、着る服がなくなったことに気付いてから洗濯しても十分間に合う。
その結果、洗濯機から取り出す行為がなくなった。
着る服がなくなる→洗濯と乾燥を行う→着る服は洗濯機から取り出す→着る服がなくなる…

そのため、今まで使用していた収納スペースが不要になった。

ドラム式洗濯機BD-SG100FLは仕上がりが最高

ドラム式のおかげなのか乾燥機能のおかげなのか、BD-SG100FLは洗濯物の仕上がりがとても良い。
どうしても個人的な感想にならざるを得ないのが歯がゆい。少し紹介しておく。

タオルがふかふか

ゴワゴワになってしまって替え時かと思っていたタオルふかふかになって復活した。
体を拭くときに明確に違いがわかる。
理由は不明なんだけど、おそらく毛量が1.3倍になっている。体感値。
タオルがふかふかになってタオル寿命が延びた。ドラム式洗濯機BD-SG100FL、最高。

温もりが心地良い

洗濯仕上がりたての衣服を身につけると多幸感がある。
布団の入ったときのあの心地よさに似ていて、おそらく快適温度に調整してくれている。
温もりの少ない一人暮らし生活では特にありがたい。

ドラム式洗濯機BD-SG100FLの下水の異臭対策

日立のドラム式洗濯機ビッグドラムシリーズは下水の異臭に悩まされる人の意見が少なからずある。
我が家のBD-SG100FLも下水の異臭がしてしまった。
ただし、下水の異臭を抑える機構を理解していればすぐに解決できたので紹介しておく。

下水の異臭の原因

当たり前なんだけど、トイレやお風呂キッチンなどの排水は下水道に繋がっている。
だから下水の異臭がしてしまうのは仕方ない。
だけどなぜ、普段は下水の異臭がしないのか。
それは排水トラップという機構が備えられているから。

排水トラップにも種類が複数あって、我が家で下水の異臭の原因だったのは排水トラップの機構の一部がふたになっていたもの。
具体的には下の画像をみてほしい。

このタイプの排水トラップだと、乾燥機能を使ったときに下水道管内の空気が温められてふたが持ち上がってしまう。
ポコポコとふたの持ち上がる音がしていたら我が家と同じ原因。

下水の異臭の対策方法

排水トラップのふたが持ち上がらないようにすれば良い。
具体的には、排水トラップのふたを回転させて固定する。
また下水道管は家中でつながっているので、お風呂やキッチンなどの排水トラップも確認する必要があるんだ。

元々、排水トラップのふたが持ち上がってしまうことは想定されているので固定化する機構は備えられているはずなんだ。
ただ、排水掃除などをした後にふたを回転させて固定化するのを忘れてしまったりする。
すると下水道管内の空気が温められてふたが持ち上がってしまい異臭がしてしまう。

だから、もし下水の異臭に悩まされているなら家中の排水トラップを回転させて固定化してみてほしい。

ドラム式洗濯機BD-SG100FLはほこりがやばい

乾燥後にはドラム式洗濯機BD-SG100FLから大量のほこりが出てくる。
今まで着用していた衣服にまとっていたほこりの量に戦慄するとともに、ほこり除去してくれることへの感謝の念が溢れ出る。
とはいえ、ほこりの処理がめんどくさい。

乾燥フィルターは不満が多いのか年々改良されている。
ワンタッチで大部分のほこりを取り除くことができるようにしてくれる。大助かりである。

おしりふきで効率化

しかし、扉付近は不満が多いものの機構的に難しいのかほこりが多量に発生して処理がめんどくさい。
ということで、色々試行錯誤して行き着いたのがおしりふき。
濡れていてある程度の厚みがあるというのがポイント。ウェットティッシュじゃダメ。
しかも、世界中で最もデリケートな赤ちゃんのおしりへの使用を想定しているんだから、洗濯機に使っても問題がない道理。

洗濯機入り口のラバー部分でひとまわし、その奥のくぼみでひとまわし、最後に扉部分をさっと一拭き。
厚手のおしりふきだと1枚でOK。

ほこり除去 >>> 洗濯干し

とはいえ、洗濯干しという作業に比べるとほこり除去の作業は圧倒的に楽。
おしりふきを使えば、どんなに時間がかかったとしても約1分。

ドラム式洗濯機BD-SG100FLは現代のチート

下水の異臭対策が必要だったり、ほこりの除去作業というデメリットがある。
だけど、ドラム式洗濯機にはデメリットを補って余りある程のメリットが存在するのも事実。

  • 時短効果
  • 洗濯ストレスの低減
  • 断捨離の促進
  • ふかふかの仕上がり

ぜひ現代のチート時短家電の威力を体験してみてほしい。